🍁秋の食事と嚥下ケア

こんにちは!琴浦町・倉吉市・北栄町・湯梨浜町・大山町・三朝町をエリアに活動している、訪問看護ステーションことうらです。
朝晩は少し涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になりましたね。今回は「秋の食事と嚥下ケア」についてご紹介します。


秋は「食欲の秋」ですが…

秋は栗、さつまいも、梨、きのこなど、おいしい食材が豊富です。
しかし嚥下(飲み込み)が心配な方にとっては、食べにくい食材も多い季節。誤嚥を防ぎつつ、季節の味を楽しむ工夫が大切です。


よくある秋の食材と嚥下の注意点

  • 🌰 栗・さつまいも
     → パサつきやすく、口の中に残りやすい。ペースト状にしたり、牛乳・バターを混ぜてしっとりさせると食べやすいです。
  • 🍐 梨・柿
     → 硬く繊維が多いので、そのままだと飲み込みにくい場合があります。コンポートやゼリーに加工すると安心。
  • 🍄 きのこ
     → 繊維質が強く、噛み切りにくい。細かく刻んでスープやあんかけにすると飲み込みやすいです。

嚥下ケアの工夫

  1. 食材の形態を工夫する
     刻む・つぶす・とろみをつけることで、誤嚥リスクを減らせます。
  2. 姿勢を整える
     椅子に深く腰かけ、あごを軽く引いて食べると飲み込みやすくなります。
  3. 一口量を少なく
     大きな口で頬ばらず、少しずつ食べることが大切です。
  4. 食後は口腔ケアを忘れずに
     食べかすの残りは誤嚥性肺炎の原因になるため、丁寧な口腔ケアを心がけましょう。

🌸まとめ

秋の味覚は、食事の楽しみだけでなく「生きる力」につながります。
嚥下に不安がある方でも、調理法やケアを工夫すれば安全に季節の食事を楽しめます。

訪問看護ステーションことうらでは、嚥下機能のチェックや食事の工夫についてのご相談も承っています。お気軽にお声かけくださいね。

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